おはようございます。
ライフオーガナイザーの梅野優子です。
玄関の収納を6年かけてDIYでリフォームしました。前回の記事では、理想のスタイルへ向かうための3つのステップのうち、ステップ1&2「ストレスフリー」「すっきり」の過去記事を交えた実例と、ステップ3「素敵」に向けてのDIYの途中までをご紹介しました。
>>>築30年超えの玄関を6年越しのDIY【前編】片づけの3ステップで“素敵”を叶える
今回はその続きの工程と、かかった時間や費用などをご紹介します。
■現在の靴箱を撤去
前回は、以下の手順②までをご紹介しました。
・現在の靴箱を撤去するので、死角になる場所へコンパクトな靴収納をDIY(手順②)
→入れる靴のスペースを決めるため、まずは靴の整理から(手順①)
次は手順③「現在の靴箱を撤去」です。
まずは周辺の幅木をはがします。
靴箱の中板をバールで撤去します。
壁や床にとめているビスを取っていきます。
靴箱を撤去します。
撤去前
撤去後
■むき出しになった壁をレンガタイルでリメイク
次は、手順④、「靴箱を撤去した壁面にレンガを貼っておしゃれにリメイク」です。
今回のDIYでのメインの目的は、「玄関を広く」「壁の一部をタイル貼りにしてスタイリッシュな雰囲気に」という2点だったので、タイル選びは、いちばん力を入れたところでした。最終的に決定したのは、デザインも機能性も満足した「エコカラットプラス ディニタ(グリーン)」。
このタイルを、191×244cmのスペースに貼り、5ケース半(1ケース14シート入り)ほど使いました。裏で固定してあるシートを、横並びに貼っていけばピタリとはまるようになっています。
まずは水平のラインに印をつけていきます。
タイルをつけるボンドです。
周囲を養生して、壁にボンドを塗り、タイルを貼っていきます。
両端のサイズを計算しながらタイルをカットする工程が、いちばん手間がかかりました。
今回は両端を揃えましたが、「あえて揃えない」というのも、それはそれでおしゃれな感じになりそうでした。
■壁面照明と床タイルも途中で追加
臨機応変に計画変更&追加できるのはDIYのメリットの1つです。今回も、途中で、照明と床タイルも追加することにしました。
照明は、届いた壁タイルの実物を見た電気屋の夫が、「ブラケット照明をつけたらタイルが引き立ちそう」と思いつき、急遽、ネットで手頃な照明を注文して設置しました(ここはプロの仕事なので、DIYにはなりませんが……)。
床タイルは、壁のタイル貼りが仕上がってきた雰囲気を見て、「この感じだと床もダークな色でひきしめたほうがいいな」と感じ、置くだけタイプのフロアタイルを採用。約136×182cmの床面積+立ち上がりに、1.5畳分ケースを1.5ケース使いました。
■ビフォー&アフター!かかった時間と費用は??
今回のDIYでかかった時間と費用は以下のとおりです。
時間→約5日間(夫×3日、わたし×2日)
材料代→約9万5,000円
内訳は、以下のとおりです。
靴箱用の材料(棚板、L字金具、棚柱等)…… 約1万円
壁タイル…… 約5万5,000円(接着剤込)
照明器具、配線材料…… 約1万円
床タイル…… 約1万7,000円
その他材料(ビスやマスキングテープ等)やゴミ処理代…… 約3000円
【ビフォー】玄関を開けると、目に飛び込んできていた靴箱
【アフター】壁と床だけのすっきり「素敵」な空間に。毎日の外出や帰宅の時間が楽しくなりました。
全体スペースは変えられませんが、床面積が増えた分、広く使いやすくなりました。
大がかりなDIYだと、細かく計画を立てたほうがいいのでしょうが、わたしの場合は、細かい計画を立てることが得意ではありません。
そんなわたしでもできる3つのポイント、「メインの目的をはっきりさせる」「イメージの整理がしやすいように、誰かに話しながら決めていく」「画像等を集めて完成イメージをクリアにする」を意識し、夫の協力も得ることで、満足のいく仕上がりとなりました。
“ガッツリDIY”はこちらも参考に:
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ライフオーガナイザー 梅野優子
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