おはようございます。
ライフオーガナイザーの南方佐知子です。
わが家はもともと3LDKの間取りでしたが、8年ほど前にリビング隣の和室をフローリングに変えて2LDKにし、リビングを広く使っていました。狭い家なので、子どもたちが少しでも伸び伸びとできるような間取りに満足していました。
けれども、今は子どもが成長し、それぞれの個室が必要となりました。そこで、娘の個室を作るためにリビングを再度リフォーム。間取りや、施工の様子などをシリーズで紹介します。
■壁や建具の位置を、図面とマスキングテープで確認
今まではリビングの一部に「娘のコーナー」を作っていました。
>>>家具の移動だけでリビングに子どもの個室風コーナーが完成!個室感アップのポイントは?
今回は個室なので、壁が必要です。壁などの位置は建築関係の仕事をしている夫に相談しながら、プランを考えました。壁の位置は、シンプルに考えて、もともと和室のふすまがあった場所(黄色の線)がいちばん作りやすかったです。
壁やドアの位置などをイメージするため、実際に床へマスキングテープを貼って確認しました。広さをイメージしやすかったです。
■個室の一部に、小さなワークスペースも追加
今回の個室づくりのプランの中に、私が使う小さなスペースも作ってもらいました。
娘の個室になるスペースは、もともと娘と私の寝室でもあった場所なので、私の荷物が多くあります。本棚には仕事関係の書類などの収納や、押し入れには私の服を収納しています。私のものをまとめて移動できる場所が今は無いので、空間を仕切ってもらう(点線部分)ことを娘に許可してもらいました。
仕切りはクローゼットの扉のように開け閉めができます。扉を閉めていれば、私が荷物を取りに行くときでも、娘のプライバシーを守りながら入れます。娘の友だちが来たときなどは、扉を開けて広く使ってもらえます。
リビングで家族がテレビを観ているときなどは、このワークスペースにパソコンを持っていけば、すぐにリモートワークができます。私の布団は押し入れに入ったままなので、夜には私の寝室にもなります。
■無くてもいいけど、開放感とインテリアのための窓
今まで広々と使っていたリビングに壁ができると、閉塞感がでてきそうなので、少し心配がありました。そんなときに、雑誌やSNSなどで最近よくみかける、室内の窓の写真を見て、壁に窓をつけることを思いつきました。
開閉はできず、枠にガラスをはめ込んだだけですが、開放感を感じられます。娘のプライバシーを守るために上側につけました。
同じように、部屋の入り口のドアにもガラスをはめ込んでもらいました。圧迫感が少し軽減されて、見た目も可愛くて気に入っています。
リフォームのプランを考えることが億劫で、なかなか進まなかったけど、いざ考え始めると「こうしたい」「ああしたい」が出てきて、間取り変更がワクワクに変わりました。娘の希望と私の要望が詰まったプランに満足です。
次回は仕上げや全体のビフォーアフターを紹介します。
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・【実録】家づくり&片づけのプロが自宅を建てる ~子ども部屋と相性の良い引き戸
・【5畳の子ども部屋づくり・前編】大きめ二段ベッドを選んでよかったポイント
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ライフオーガナイザー 南方佐知子
ブログ : 古くても狭くても一緒に見つける家ごこち