おはようございます。
ライフオーガナイザーの門傳奈々(もんでんなな)です。
昨年度、初めて子どもの高校受験を経験したわが家。受験期に目の当たりにしたのは、『学習環境が整備されていないと勉強時間が減る』ということ。
片づけが得意とは言えないわが子は、勉強を始めるのに大量の書類の山から必要なものを探し出すところからスタート。書類が見つかる頃にはモチベーションが下がってしまう……ということもしばしば。子どもに「勉強しなさい!」という前に、スムーズに勉強に取りかかれる環境整備をすることが大切だと感じました。
そこで、子どもと相談しながらいくつかのグッズを取り入れました。整理収納に関するグッズ、机まわりの掃除グッズ、子どものモチベーションを保ってくれるグッズに分けて紹介します。
■受験期の整理収納に役立った収納グッズ
受験期に増えるプリントや参考書、問題集などが取り出しやすいと、探す時間の短縮になります。わが子の場合は、ノートに貼ったり、ファイリングしたりして整理するのが苦手なので、ざっくりと分けられる簡単な収納にしました。
そこで役立ったのが以下のグッズです。
● 「ダイソー」のA4ラック
大量のプリントを整理するのに活躍してくれたのが「ダイソー」の「A4ラック」。積み重ねて使えるので、スッキリと収納できます。
わが家では1つのトレーに1教科だけ入れることにして、5教科分を積み重ねて使いました。プリントを教科ごとに分けたら、探しやすくなったようです。
● 「無印良品」のファイルボックス
参考書や塾のテキスト、問題集などの整理に役立ったのが「無印良品」の「再生ポリプロピレン入りファイルボックス」です。
こちらは1教科1ボックスもいらないとのことで、3つのボックスで5教科分を管理。さまざまな厚みがあるテキスト類を立てて収納できるので、使いたいときにさっと取り出しやすいと好評でした。
● 「無印良品」の仕切りスタンド
使用頻度が高い教科書や問題集、参考書類は、すぐ手に取れるよう机の上に収納しました。L型のブックエンドは、量が増えると倒れてくるようになってしまい、「無印良品」の「スチロール仕切りスタンド」に変更。
これを使い始めてからは、本が倒れてくるストレスがなくなって集中力を保てるようになりました。
■机まわりの環境整備に役立った掃除グッズ
いざ勉強を始めようとしても、机の上に消しゴムのカスやごみなどがあると勉強がはかどりません。ごみがたまってきたら、すぐに自分で掃除できるように掃除グッズを準備しました。
● 「無印良品」の卓上ほうきとちりとりセット
机の上を掃除するのに役に立ったのが「無印良品」の「卓上ほうき ちりとり付き」。この卓上ほうきは、手のひらサイズで子どもにも扱いやすいです。
ちりとりにほうきをカチッと固定して、立てて収納できるので場所を取りません。
■受験期のモチベーションアップに役立ったグッズ
収納や掃除道具以外に、モチベーションアップにつながるグッズも取り入れました。
● 「サンスター文具」のウカンムリクリップ
受験期には、ぶ厚い参考書や問題集などを使う機会も増えてきます。そのときに役立ったのがうかんむりの形をしたクリップです。大きめサイズのクリップがしっかりとページを押さえてくれるので、見たいページを開いたままキープできます。
テキストを片手で押さえながら勉強するということもないので、集中が途切れません。
● 「ドリテック」の学習タイマー
子どもに欲しいと言われて購入したのが「ドリテック」の「学習タイマー」。長時間測れるタイマー機能がついているので、自分がどのくらいの時間勉強したのかを可視化できます。
勉強の累計時間を測るカウントアップ機能を使いながら、カウントダウン機能も使えるので便利です。子どもが自分で勉強時間を管理するのにひと役買ってくれたグッズです。
■グッズ選びを通じて親子の会話が増えた
学習環境の整備を進めるなかで感じたのは、親子の会話が増える。ということでした。会話をしていくと、子どもも頑張りを認めてほしいのだな、と気づきました。一方、子どものほうも自分は親に応援してもらえている、と思ってくれていたようです。
子どもが勉強しやすい環境を作る目的で始めた学習環境の整備でしたが、結果的に親子の会話が増えたのは嬉しい誤算でした。
受験生がいる家庭の環境整備のアイディアはこちらも参考に:
・初めての中学受験、どんな環境をつくりたい? 親としてできたこと、失敗したこと
・受験準備のパンフレットや書類の山は、分けすぎない“ざっくり収納”が片づく秘訣
・大学受験シーズン! 今からでもやっておきたい部屋探しと引っ越し時に役立つ内見ポイント
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ライフオーガナイザー 門傳奈々
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