おはようございます。
ライフオーガナイザーの大和恵子です。
アラカンの夫婦ふたり暮らしは、4年目に突入。自分の好きなものに囲まれてスッキリ暮らそうと片づけを進めています。ここのところ気になっているのは、過去に夢中になって集めた趣味の道具。「たぶんもう使わない」と思いながら、そのままにしているのです。
たとえば、キッチンの吊り戸棚に収納しているパン焼きの型や道具。吊り戸棚の昇降式の棚ですが、上の段のものは、台に乗らないと取れません。
多くのレシピやオーブンの機能を駆使しながら試行錯誤するのが楽しくて、型や道具をたくさん揃えました。でも最近は、以前のように焼いていません。なのに「まだ使うかも」「せっかく揃えたのに」と思うと整理に踏み切れずにいました。
今回、「まだ使うかも」の気持ちを整理するためにしたことと、手放すために決めたことを紹介します。
■「まだ使うかも」の気持ちと向き合う
パン焼きという趣味から遠ざかったのは、家族の人数が減ったというのが大きな理由でした。以前は、食べ盛りの息子たちが食べてくれることもあって、毎日のように焼いたのですが、そんな息子たちもそれぞれ独立しました。
もうあれこれ頻繁に焼くことはなくなりましたが、趣味の道具には「楽しかった思い出」や「自分の実績みたいなもの」も紐づいていて、それが手放すことを難しくしていました。
とはいえ、このままパン焼きの型や道具を持ち続けても、使われずに劣化していくだけというのも悲しいと感じました。
■気持ちを確かめるために、もう一度、使ってみる
そこで「やっぱり楽しい!この道具は必要」と思うのか、「満足したからもう手放してもいい」と思えるのかを確かめるために、もう一度パンを焼いてみることにしました。
最初に焼こうと思ったのは、食パンなどの主食となるパン。焼いてみると手順も楽で、シンプルな成型だし、やはり「焼き立ては、おいしい」と再確認。焼くのもアリと思えました。
反面、複雑な手順やいろいろな種類の材料が必要なものは、焼くまでもなく「もうそれに必要な型は、必要ないな」と納得できました。
■「ありがとう」と手放すために決めたこと
手放すためにすべての型を出して、もう一度焼いた結果、私はシンプルで簡単なもののパン焼きを再開することにしました。その道具は残すこととして、それ以外は、手放すことに。

幸い、私には必要なくなったものを、知り合いが欲しいとのことで譲ることができました。
「これだけは残したい」と思うものだけが残った吊り戸棚は、上の段が空に。高くて取り出しにくいということもなくなり、スッキリしました。
今後、億劫に思って焼く頻度が減ったりなくなってきたら、本格的に手放そうと決めました。
「まだ使うかも」と手放せずに置いたままになっているものも、まず一度すべてを出しみる。そして使ってみることが大事ですね。どうするのかを自分で決められて、気持ちもスッキリしました。
趣味の道具の収納は、こちらの記事にも:
・3つのボックスで使いやすさUP!裁縫道具や手芸用品のかさばらない整理収納術
・夫の趣味のものにモヤモヤする妻、話し合って決めたお互いがハッピーになれる管理ルールとは?
・【狭い家のリビング】収納力よりスペースを選んだら、ゆったり趣味を楽しめる空間に!
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ライフオーガナイザー 大和恵子
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