おはようございます。
ライフオーガナイザーの中村佳子です。
今月は梅雨の洗濯についてそれぞれの家庭の様子を順番にご紹介していますが、今日は神奈川県横浜市在住のライフオーガナイザー宇高有香さんの洗濯事情についてご紹介!
■動線だけでなく、生活リズムを組み込む
宇高家は、洗濯は夜派。その日の夜の天気と翌朝の天気を調べて、晴れならばそのまま外へ、雨の可能性が高ければバスルームに干しています。
このバスルームというのがポイント!
お客様に新築の収納計画をアドバイスすることもある宇高さん。「干す・畳む・収めるの動線はもちろんですが、そこに家族の生活リズムをしっかり組み込むことが大切!」と言います。
夜に洗濯物を干すリズムの家庭では、干しやすいからといって洗面所に干すと、朝起きて顔を洗ったり、歯を磨いたりするときに毎回、洗濯物をよけながらになってしまいます。これでは、余計にストレスですね。
どんなに本やテレビで薦められていても、それが自分の家・家族の暮らしに合うかどうかはしっかりと見極めないといけません。
■生活リズムに合わせて臨機応変に
こちらが何もない状態の普段のバスルーム。ポールが2本ありますが、こちらはいつもかかったままです。ポールの位置は、入浴時に邪魔にならないよう、ご主人と施工の現場監督と十分に調整したのだとか。
そして、雨の日の夜。
宇高さんの家では、タオルは乾燥機で、洋服類は干して乾かします。洗濯物は宇高さんが干すことが多いのですが、干すときにご主人が帰宅していなかった場合は、入浴ができるようにサニタリーまわりに一時がけしておきます。こうしておくと、ご主人が入浴後、ポールにかけてくれるのだそう。
しかも、お風呂に上がるときに床と壁の水分をふき取りもしてくれるのだとか。うらやましい限りです(笑)が、共働きだと夫婦の連携こそ手をかけたいところですね。
■除湿機も賢く活用!
洗濯ものを干している間は浴室内で除湿機を運転。除湿機は洗濯専用のモノを用意しているわけではなく、クローゼットへ向けたり、玄関収納に持っていたりとさまざまな場所での除湿に使っているそうです。
たかが洗濯、されど洗濯。
雨が降っているときはどうする? 冬はどうする? 家族の帰りが遅いときはどうする?
欠かせない家事だからこそ特に、環境や家族の生活スタイルに合わせて仕組みを作っておくことが、心地よい日々に繋がっていくのだと感じました。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てればうれしいです。
ライフオーガナイザー 宇高有香
ブログ: 丘の上の家
編集:中村佳子
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