おはようございます。
ライフオーガナイザーの白石規子です。
今日は、東京都世田谷区在住のライフオーガナイザー尾崎千秋さんのキッチンをご紹介します。
カウンターキッチンの向こうには、天井までの大きな収納。たくさんのアイテムを収めることができます。でも、おもてなしのときにだけ使うアイテムを出すのに、キッチンを行ったり来たりしてしまいそう。
尾崎さん宅では、カップ類をコーヒーメーカーやポットのすぐ上の棚に収納。場所を動くことなく、飲み物の準備ができます。棚が高い位置にあるので、種類ごとに取っ手付きのカゴに収めて取り出しやすく。カップをひとつひとつ取り出す手間も省けます。
来客時に使う食器類は、コーヒーメーカーやポットの下の棚に。小さな取り分け皿は薄いトレイに乗せ、重量のある大皿は深めのボックスに入れて立てて収めています。奥行きがあるスペースを上手に活用していますね。
つまり、尾崎さんが立っている位置(2枚目の画像)のまま、飲み物から食べ物まで、必要な食器を出せるのです。 この場所は“おもてなしのためのゾーン”。来客時に使うアイテムを近くに収めているので、移動距離を少なく、短時間で準備をすることができます。
ふだんの暮らしでも、“毎日使うアイテム”や“一緒に使うアイテム”を近い場所に収めることで、無駄な動きがなくなり、時間の短縮につながりますね。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
【編集後記】
今回、取材スタッフが頂いたシーフードグラタン。とても美味しいのに、味つけ不要の簡単調理!と聞き、レシピをいただきました。
■材料(3~4人分)
・マカロニ:80g
・玉葱 :1個
・お好きなきのこ:適量
・好みのシーフード(シーフードミックスでもOK):適量
・キャンベルスープ クラムチャウダー:1缶
・牛乳:1缶の半分
・バター:炒め用
■作り方
① 玉葱は薄切り。マカロニは表示時間よりも短めにゆでる
② フライパンにバターを熱し、玉葱を炒める
③ シーフード、きのこを入れて炒め、白ワイン(なくても可)を少々入れてアルコールを飛ばす
④ キャンベルスープと牛乳を入れ、よく混ぜながら煮る
⑤ 混ざったら固めにゆでたマカロニを入れ、さらに1分煮る
⑥ マカロニが水分を吸ったら耐熱容器に入れ、チーズを乗せてオーブントースターで焼く
⑦ 出来あがり!
以前の記事はこちら
・ダイニングテーブルは必要なし!使い方いろいろ、コンパクトなリビングテーブル使いのすすめ
・おもてなしは入り口から!ゲストの気分が上がる玄関のつくりかた
・“すっきり見えるキッチンは”、ものを扉の中に収めなくても作れます
・自宅で気軽におもてなししたい!のハードルを下げるポイントとは?
ライフオーガナイザー 尾崎千秋
HP:ラクに!楽しく!おうちしごとのすすめ
写真:さいとうきい(1〜3枚目)、白石規子(4枚目)
記事:白石規子