おはようございます。
ライフオーガナイザーの原田ひろみです。
みなさんは冷蔵庫の食材を管理するときのルールはありますか?
毎日出し入れをする冷蔵庫でも、うっかり食べ忘れて賞味期限が切れてしまった!って経験はありませんか? 食材を無駄なく食べるために取り入れている、わが家の冷蔵室の仕組みについてご紹介します。
■冷蔵室は「用途別」「動線」「見渡せる」で定位置管理
冷蔵庫にどれぐらいの食材を収めていますか? 私は料理があまり得意ではないので、レパートリーは少なめ。いつも定番メニューが食卓に並ぶわが家ですが、「冷蔵庫の食材は無駄にせずおいしく食べ切りたい!」と常に思っています。買い物は週に2~3回。買ってきた食材を収める場所はほぼ決めています。
定位置を決めておくと管理がしやすいため、「用途別」「動線」「見渡せる」ことを意識して決めています。
以前紹介したドアポケットの収納の工夫はこちら:
・【冷蔵庫収納】家族みんなが快適で使いやすくなるドアポケット 収納の工夫とは?
■冷蔵庫の下段はあえて空けて○○スペースとして使う
冷蔵室の下段のスペースに幅38×奥行き27cmのやや大きめのトレイを置いています。この場所はあえて空けていて、作り置きやお鍋をそのまま入れるスペースとしています。作ったものを保存するときは、保存容器に移してから冷蔵庫に収めているのですが、お鍋のままの方が都合がいい場合もありますよね? そのときはこちらのスペースにお鍋ごとドーン!と放り込んでいます(笑)。
以前は、お鍋ごと冷蔵庫に収めようと思ったとき、スペースを確保するために食材を空いてるスペースに突っ込むように移動していました。そうすると起こるのは、食材の行方不明。「あれはどこに置いた?」と乱れてごちゃごちゃになったり、買ったことをすっかり忘れてしまうことも。
食材は定位置で管理がしたかったので、作り置きスペースはあえて空けておくことにしました。つねに空間を空けているのはもったいないように感じますが、逆に空間にゆとりが生まれ冷蔵庫が乱れにくくなり、急ないただき物やケーキを買ったときも、このスペースがあるだけで冷蔵室にすっきり収まります。
■トレイでゆるく仕切って食材の無駄を減らす仕組み
冷蔵室の下段はもう一つの役割があります。それは、「早めに食べないといけない食材をわかりやすく管理する」こと。ふだんから冷蔵庫の食材を確認したとき、「そろそろ賞味期限が切れるから早めに食べた方がいい」と思うものは、トレイの上に移動させます。
献立を考えるときは、この場所にある食材を確認してから。「作り置きのもの」、「早めに使わないといけない食材」がまとまっていることで、献立を考えるときにイメージがしやすく、食べ忘れも防げるので食材を無駄にすることもありません。
以前は、忘れていた食材が後から見つかり、残念ながら賞味期限切れ……なんてこともちょくちょくありましたが(笑)。この場所が“食材を無駄にせず食べきる”ためのアラームの役割も果たしてくれています。
トレイを置いている理由は、私がモノを出し入れするときのクセとして、空間が仕切られているほうが元に戻しやすいため。仕切りがないと、空いたスペースに適当にモノを置いてしまうところがありますが、ゆるく仕切っていることで冷蔵室の出し入れが無理なくでき、維持管理にも繋がっています。
毎日出し入れする場所だから、行動のクセなどを意識しながら配置を決めることで、より使いやすくなると感じています。
冷蔵庫の収納に関する記事はこちら:
・冷蔵庫から始めよう!子どもの自立と母のラクを増やす暮らし
・食材たくさんの冷蔵庫は小ワザをきかせてスッキリ見せる! すぐ探せる!
・子どもも夫も迷わない工夫が満載!食材を無駄にしない冷蔵庫
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ライフオーガナイザー 原田ひろみ
ブログ:クローゼットの片づけからはじめる快適な暮らし