もうリビングに洗濯物の山を作らない! “やめる”と洗濯家事が楽になる 4つのこととは?

おはようございます。
4人の子どもと暮らすライフオーガナイザーの中矢くみこです。

洗濯は毎日のルーティンだからこそ、少しでも楽に回したいもの。とはいえ、洗濯家事は工程がとにかく多い! 大きく分けても「洗濯する前の仕分け→洗濯→干す→取り込む→たたむ→収納する」と、たくさん手がかかります。

もうリビングに洗濯物の山を作らない! “やめる”と洗濯家事が楽になる 4つのこととは?

わが家では、今でこそ家事をする時間をとれるようになりましたが、以前は5分もまとまった時間がとれませんでした。かといって睡眠時間を削ってまで家事をする体力も気力もない日々。

そんな中で、洗濯家事を回すためにやめても大丈夫だったことをご紹介します。

■この4つをやめたら洗濯家事が楽に!

洗濯家事をできるだけ楽に回せるように、わが家でやめたのはこの4つ。

①洗剤・柔軟剤を使うことをやめた

ライターの東風平も使っている「ランドリーマグちゃん」。
わが家でも使っています。
>>>香りの強い柔軟剤、やめました!「ランドリーマグちゃん」を使って良かったこと

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洗剤・柔軟剤を使わず洗濯できるので、洋服とマグちゃんを洗濯機に入れてスイッチオン。夫や子どもでも簡単です。収納スペースや在庫の管理・詰め替える手間が手放せたことも助かっています。

②洗濯モードの見える化で覚えるのをやめた

全自動洗濯機は「電源→スタート」で十分なのですが、洗う量や汚れ具合に合わせて、水量・洗い・すすぎの設定はその都度、感覚的に変えていました。ただ、夫はその感覚はわからない……。だからと言って、忙しそうにしている私に毎回聞くのも……と気持ちが重くなりがちだったようです。そこで、水量やすすぎ回数などをマスキングテープに書き込んで洗濯機に貼ることに。

もうリビングに洗濯物の山を作らない! “やめる”と洗濯家事が楽になる 4つのこととは?

普段は1日2回、夜に子どもの保育園の着替えを、朝はそれ以外の洋服を洗濯しているので、基本的な洗濯モードを書いて貼ってあります。今使っている洗濯機は、「お気に入りボタン」で3つまで記憶してくれるので、毎回設定し直す必要ないのですが、夫は「迷うときもマステで確認できるから、書いてあると気が楽」と話していました。小5の息子も「ラベリングがあるから1人でできる!」と、年に数回ですが、突然洗濯をしてくれることもでてきました。

③いろいろなランドリーツールを使うのをやめた

以前は、ピンチハンガーなど物干し竿にかけるタイプを含めて5種類使っていました。洗濯物に合わせてツールを選べる快適さはあるものの、量が多いとどれに何を干すか意外と頭を使います。あっちこっち動きながら干すので、時間もかかっていました。

そこで、1年ほど前に2種類に絞ったんです。

もうリビングに洗濯物の山を作らない! “やめる”と洗濯家事が楽になる 4つのこととは?

使っているのは「IKEA」の物干しラック(※現在の販売カラーはホワイト)と「アイリスオーヤマ」のタオルハンガー。すべて手元で干せて、手元でかけるだけ。最小限の動きで干せます。干し方は雑かもしれませんが……、洗濯物12kg(洗濯機MAX容量)を干すのにかかる時間は、6、7分です。
>>>子ども4人のズボラ母が実践!タオルハンガーで時短&楽できる子ども服の干し方

④たたむ・しまうことをやめた

取り込んだ洗濯物を取り込むだけで精一杯だったころ、洗濯物はリビングでどんどん山積みに。さらに、その山から子どもたちが欲しい洋服を探すと、もう床に服がぐちゃぐちゃ……。

そこで、乱れないように、家族分のボックスを用意。取り込んだ洗濯物を、最低でも人別に仕分けするようにしました。

もうリビングに洗濯物の山を作らない! “やめる”と洗濯家事が楽になる 4つのこととは?

近くにボックスを置いておき、洋服を放り込むだけ。畳んで収納するのは、週末や余裕があるときだけにしています。

もうリビングに洗濯物の山を作らない! “やめる”と洗濯家事が楽になる 4つのこととは?

下の双子が5歳の今は、たたむ余裕も出てきましたが、子どもが自分でタンスにしまえるようにしたいなと目論んでいます(笑)。

体を拭いているフェイスタオルも毎日10枚近くありますが、取り込んでからバスケットにしまうまで15秒ほど。

タオルはたたまない!「無印良品」のバスケットで洗面所のスボラ収納が完成

その流れは、こちらの動画でチェックしてみてくださいね。

畳まずに収納できるようにしてからは、面倒さも感じなくなりました。
>>>タオルはたたまない!「無印良品」のバスケットで洗面所のズボラ収納が完成

■次の工程を考えて仕分けておくとグっと楽になる!

やめたことを4つ紹介しましたが、たくさんの工程がある洗濯では、逆に、次の工程を楽にするための一手間をかけることも効果的。わが家の一手間を3つご紹介します。

①洗濯する服は洗い方でカゴを分ける

洗濯をするとき、カゴの中の洗濯物をドサっと洗濯機に放り込めるように「普通に洗濯」「保育園の汚れ物」「おしゃれ着」とあらかじめカゴを分けています。

もうリビングに洗濯物の山を作らない! “やめる”と洗濯家事が楽になる 4つのこととは?

仕分け用のカゴは、「普通に洗濯」「おしゃれ着」の2種類。子どもの汚れ物は、持ち帰ったら夜のうちに洗ってしまうから。汚れがひどくないものは直接洗濯機に、予洗いしたいものは洗面台の中に入れておくので、専用の洗濯カゴは必要ないんです。

②洗濯機からカゴに移すときにざっくり仕分け

仕分けながら干しやすいように、洗い終わったものを洗濯機からカゴに移すときに大雑把に分けてしまいます。といっても、洋服・下着や靴下・タオルという程度。洗濯機からなんとなく順番に引っ張り出すだけです。

もうリビングに洗濯物の山を作らない! “やめる”と洗濯家事が楽になる 4つのこととは?

カゴに入れるときに分けておくと、干すときはツールごとに順番に干せて、干す時間を短縮できています。

③干すときにできるだけ人別・収納場所別にまとめる

取り込んだ洗濯物は人別にボックスに放り込むので、干す段階でざっくり仕分けして干しています。

もうリビングに洗濯物の山を作らない! “やめる”と洗濯家事が楽になる 4つのこととは?

写真上の「IKEA」の物干し竿には大きめの洋服を、写真下の「アイリスオーヤマ」のタオルハンガーにはタオルや小さめの洋服をかけています。

もうリビングに洗濯物の山を作らない! “やめる”と洗濯家事が楽になる 4つのこととは?

干すときでも、取り込んで畳むときでも、仕分けするタイミングはどちらでもいいのです。ただ、私は干すときとしまうときでは、干すほうが好き。なので、干すときに仕分けるほうが、早くできるし気持ちも楽なんです。

■思惑通り?!家族が洗濯する回数が増えた!

洗濯家事のハードルを下げたことで、数年前はワンオペだった洗濯家事も、いまでは夫が全体の半分くらいはやってくれています。夫は「たまに洗濯してた頃は、思い出すところから始めて悩みながらやっていた。今は覚えることもないし、思い立ったときに行動に移しやすくなったよね」と。「まあ、子どもが4人で一緒にやらないと家事が終わらないから……」という状況も大きいようですが。

もうリビングに洗濯物の山を作らない! “やめる”と洗濯家事が楽になる 4つのこととは?

5歳の息子たちには、ときどきタオルをかけるお手伝いをお願いすることも。手伝ってくれるのは気が向いたときだけですが(笑)、やっぱり頼める安心感は心強いなぁと実感しています。

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ライフオーガナイザー 中矢くみこ
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