おはようございます。
4人の子どもと暮らすライフオーガナイザーの中矢くみこです。
日々、子どもと過ごす時間が多いと、散らかしっぱなしの状況が続きがち……。毎日、散らかる→片づける、の繰り返しばかりにしんどくなってしまうことも。
だから、そんなときは「片づけは最小限」で良しとしています。今回は、遊びを謳歌する子どもたちと私との”ゆる片づけ”についてご紹介します。
■子どもへの声かけは「安全かな?」もしものときの安全を基準に
わが家は二世帯住居の2階ワンフロアが居住スペース(玄関は1階)。リビングや子ども部屋も2階です。メインで遊ぶ子ども部屋は12畳ほどのスペースがあるのですが、4人で遊び始めると10分後にはおもちゃが床一面に。写真の状態も特に珍しくないほどです……。
毎日「リセットしたい!」と思うものの、子どもたちは「明日もこの続きで遊びたい!」と片づけを避けようとします。そこで毎日確認をするのは、最低限安全かどうか。子ども部屋の1番奥にベッドがあるので、「もし夜中に地震がきたら、真っ暗な中で向こう(出入り口側)まで歩けそうかな?」と必ず聞くようにしています。
片づけを面倒がっていた子どもたちも「向こうまで行けない!」と自分から片づけ始めるようになってきました。横におもちゃを移動しただけのこともありますし、片づけない子もいますが、通路が確保できていたらオッケーにしています。
■リセットタイムはキリのいいタイミングに!
子ども4人がそれぞれ自由に遊んでいると、遊びが切り替わるタイミングはバラバラです。そうなると、片づけるタイミングもバラバラ。かといって、誰かが遊んでいる状況では片づけモードにはなりません。
そこで、全員が遊びを切り上げるタイミングをあえて作ることにしました。わが家の場合は、夕方のテレビ(ゲーム)タイムの前。
テレビを見始めると4人ともテレビの前に集合して、一斉にモードが切り替わるからです。なので、テレビは、1日の始めに「〇〇時から」と子どもたちと決めて、テレビをつけようするタイミングで片づけの声かけをしています。
とはいえ、子どもたちは出しっ放しにしたいものだらけ。「片づけた!」と言っても、正直気になるところは多々あります。それでも、全体を見渡して6、7割片づいていれば、生活に困らないしオッケー。リセットするのは、週末など気持ちにゆとりがあるときで良いんです。
■ここだけはスッキリしたい!大人の思いを子どもと共有
わが家で散らかりっぱなしで困るのが、リビングです。私たち夫婦がリビングに布団を敷いて寝ているからです。
そこで、子どもたちには、リビングだけは散らかさないようにお願いしています。布団を敷きたいのに散らかり放題だと、やっぱりイラっとして声も荒らげてしまいますしね(汗)。
とはいえ散らかるときは散らかりますし、声をかけてもスルーされっぱなしなときもあります。そんなときは、私のクローゼットの上棚の「預かりボックス」に強制的に持っていきます。
あまり良くないやり方ですが、以前、子どもたちがまったく片づけないときに感情が抑えられず、床にあったものをすべて捨てしまったことを後悔していて……(汗)。「預かりボックス」におもちゃを入れてクローゼットに行くことで、私が一旦冷静になれるのもいいんです。取り上げたものは、子どもの様子を見ながら話をしてから返します。
お家ではみんながいい気分で過ごしたいけれど、それがスッキリした状態だとも限らないんですよね。部屋中がおもちゃであふれていると、私はその量に圧倒されて、視覚的にも疲れてしまいますが、子どもたちはとっても楽しそうです(笑)。
大人の気持ちと子どもの気持ち、どちらにも寄り添うと、今はゆるい片づけがちょうどいい時期なのかなと思っています。
子どもとの片づけのヒントになる記事はこちら:
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・【実録】引っ越し後につくって大正解だった“治外法権ゾーン”、夫と娘のシェアルーム
・子どもにかける言葉は「片づけなさい」よりも「どうしたい?」が効果的?!
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 中矢くみこ
ブログ: 男の子+女の子+双子とのやったね!を探す暮らし