おはようございます。
ライフオーガナイザーの会田麻実子です。
片づけ収納ドットコムの編集メンバー(全員ライフオーガナイザー)で、「2020年一年を振り返って買ってよかったもの」をテーマにオンライン座談会を開催しました。
「ものを買うこと」「家にものを入れること」に慎重なタイプが多いライフオーガナイザーですが、この座談会では「私もほしい! 試してみたい!」という声が続々とあがりました。前編に引き続き、後編でも6つの「買って良かった」をご紹介します
前編はこちらから:
・片づけのプロ12人に聞く!2020年を振り返って「買って良かったもの」(前編)
目次
■気温に左右されない絶対湿度がわかる!「みはりん坊ダブル」
神奈川県在住のライター吉川の「買って良かった」ものは、A&Dのくらし環境温湿度計「みはりん坊ダブル」です。
「今までは、エアコン(冷房)を入れる目安が気温でした。夏はそれでいいけれど、気温がそれほど高くはないが湿度が高い梅雨の時期は、まだエアコンをつけるには早いという認識でした。でも、この湿度計を買ってからは気温に左右されない絶対湿度がわかるようになったので、今までだったらエアコンをつけるのを迷う時期も、躊躇なくエアコンを入れるようになりました」。
新型コロナウイルスの流行もあって、今年は例年以上に乾燥が気になりますよね。ライター吉川は絶対湿度計を使って、「どの程度乾燥しているのかを数字で確認して、加湿器を買うかどうかを決めたいと思っている」そうですよ。
※「絶対湿度」とは、1立方メートルの空間に含まれる「水蒸気の重さ」が何グラムかを示すもの。一般的に「湿度」と呼んでいるのは「相対湿度」で、空気中に含まれる「水蒸気の割合」のことです。「相対湿度」の場合、同じ水蒸気量でも気温によって数値が変化します。
【参考サイト】
相対湿度と絶対湿度|加湿.net
絶対湿度と相対湿度の違いとは|ウェザーニュース
取材協力・写真提供:吉川圭子
ブログ:整理収納手帖
■マスク4枚をまとめて洗ってそのまま干せる「マスク用ネット」
マスクをつけることが日常になった2020年。洗って繰り返し使う人も増え、それにともなってマスクの洗濯に悩みを感じる人が増えた年でもありました。
愛媛県在住のライター水谷の「買って良かった」ものは、「アーネストのまとめて干せるマスク用ネットS字フック付」です。ネットが区切ってあるので、マスクを一つずつしっかり洗えて、そのまま干せる便利なアイテムです。
ライター水谷も毎日のマスクの手洗いを面倒に感じたり、うっかり忘れてしまうこともあったそう。「洗濯機で洗っちゃダメなのかなと検索していたときに、たまたまこの商品を見つけました。手洗いの面倒が解消できたこと、4枚を一度に洗えて干せること、洗濯するときは折りたためること、他の洗濯物とからまないことが買って良かったポイントです」。
マスクの洗濯にお悩みの方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
取材協力・写真提供:水谷のぶこ
ブログ:寺嫁のんさんのほどよい片づけと暮らしのまわし方
■見た目よし、使ってよしの掃除道具「レデッカーの隙間ブラシ」
掃除道具は機能性も重要ですが、手に取りたくなるようなビジュアルもやる気をアップさせるには重要な場合もありますよね。広島県在住のエディター秋山の「買って良かった」ものは、「レデッカーの隙間ブラシ」です。
全長1メートルもあるこのブラシ、さまざまな場所のホコリをごっそりとることができそう。「掃除機の届かない隙間のお掃除にと選びました。掃除道具は出しておきたい派なので、出しておいても気にならない見た目が買う決め手でした。壁かけテレビの裏、冷蔵庫や家具の隙間、壁のホコリを絡め取ることができるので、気楽な掃除のルーティンができたことが一番良かったことです」。
このブラシについては、以前こちらの記事でもご紹介しました。ぜひチェックしてみてくださいね:
・永遠の課題だった掃除のストレスが解消できた! 掃除道具の選び方
取材協力・写真提供:秋山陽子
ブログ:うちらしく暮らしやすく
■朝、起きたときの目覚めが違う!「ファベ社のメディカル枕」
愛知県在住のライター森の「買って良かった」ものは、「ファべ社のメディカル枕」です。若い頃から、寝つきも寝起きもあまり良くないというライター森。ここ数年は、毎朝のように「あぁ疲れた」と言いながら起きるほど、よく眠れた記憶がないといいます。
「枕も何度も変えているのであまり期待していませんでしたが、そろそろ新しいのを試してみようかなと思っていたときに、続けざまに雑誌とネットで別の人がオススメしていたのを見たことが気になり購入。最初は高さが少し高いかな?と気になったのですが、翌朝起きたときの目覚めが違いました」。
購入して3カ月以上経ちますが、早く寝た翌朝は「よく寝たー!」と目覚めることができているそう。「もちろん遅く寝たときは睡眠不足で疲れは取れませんが、寝つきは格段によくなりました」。
人間は、人生の3分の1ほどを眠りに費やしています。その環境を整えることは、人生の質を高めることにも役立ちますよね。
取材協力・写真提供:森麻紀
ブログ:今の暮らし これからの生活~「自分にちょうどいい片付け」の見つけ方~
■なんでも入れられる特大バッグ!「asobito テーブルトート」
広島県在住のライター南方の「買って良かった」ものは、「asobito(アソビト) のテーブルトート L」です。折りたたみテーブルやラックなど、大きなキャンプ道具を持ち運ぶための大型バッグ(幅60×高さ38×奥行20cm)ですが、ライター南方は片づけサポートの際のバッグに使っているのだそう。
「以前使っていたのは、同じぐらいのサイズのビニール製バッグです。ビニールのほうが軽くて便利でしたが、耐久性・見た目でこちらにしました。それまで使っていたバッグのように、持ち手が2通りあるのも決め手でした。これまでより重くなりましたが、車で訪問するようになったので、気になりません」。
「使い始めて1カ月ですが、汚れが目立ちにくく、ガサっとなんでも入れられるところも気に入っています。片づけのプロでなくでも、荷物の多い人には便利だと思います」。
片づけのプロがお客さま宅に伺う場合、分類用のシートや簡単な工具、収納用品などかなりの大荷物になることも少なくありません。こんな大きなバッグを使っているの?と驚いていただけたら幸いです!
取材協力・写真提供:南方佐知子
ブログ:古くても狭くても一緒に見つける家ごこち
■生活がラクに、楽しく!AIスピーカー「Amazon Echo Show 5」
愛媛県在住のライター濱名の「買って良かった」ものは、モニター付きAIスピーカー「Amazon Echo Show 5」です。
「ホットクックで料理をするときには、話しかけるだけで塩分計算ができますし、日用品などの定番品をAmazonで注文できることもできます。思いついたらすぐ話しかけるので、後でメモしようとして思い出せないことも減りました。通話機能で留守番中の娘に外から連絡を取ったり、実家の母と娘が直接連絡を取れるようにもなったんですよ」。
ライター濱名の「Amazon Echo Show 5」活用法については、こちらでも詳しくご紹介しています:
・話しかけるだけ!家事も宿題も助けてくれるAIスピーカー「Amazon Echo Show 5」活用法
唯一の悩みは、AIスピーカーの機能を使いこなしていないため、可能性を探りきれていないことなのだそう。今後、さらなる使いこなし術を紹介してもらえるのが楽しみです。
取材協力・写真提供:濱名愛
ブログ:多忙な女性をもっと楽チン&ハッピーに!思考の整理から始まるお片づけ
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12人のライフオーガナイザーが紹介してくれた「買って良かったもの」は、どれもその人の明確な価値観に沿って選ばれたものばかりでした。価値観が明確だから、もの選びに妥協しない。手放すことを恐れない。そんな選択ができるのかもしれません。
今年も妥協せず、前向きな気持ちで選びとったものが、みなさんの暮らしにゆとりをもたらしてくれますように!
過去の「買って良かった」シリーズはこちらから:
・インスタで話題の保存容器から、冷蔵庫が片づく調味料まで!片づけのプロが満足した「買ってよかったもの」(2017年版)
・片づけのプロに聞く!2017年を振り返って「買ってよかったもの、使ってよかったサービス」
・片づけのプロ7人に聞く!2016年を振り返って「買ってよかったもの、使ってよかったサービス」
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー会田麻実子
ブログ:小さく暮らす。