おはようございます。
ライフオーガナイザーの手塚千聡です。
キッチンカウンター上はどんなふうに活用していますか? わが家はなるべくものを置かないようにしてきましたが、最近収納スペースとして活用することに方針変更しました。
今日は変更してみて感じたメリット・デメリットと、収納づくりのポイントについてご紹介します。
目次
■カウンター上を「空けておく」から「収納場所」に
わが家のキッチンは対面式で、カウンターは94cmと低めです。カウンターが低いと開放感があり、部屋が広々と感じられるので、これまでカウンター上には極力ものを置かないようにしてきました。
ところが最近、キッチン収納が手狭になり、カウンター上を収納スペースに活用することにしました。家にあった木箱を載せ、中にディッシュラックを入れて、大皿と常温保存の野菜を置いています。使い勝手がよく、大皿の登場率が格段に上がりました。
■カウンター上収納の意外なメリット
スペースが増えたほかにも、思わぬメリットがありました。
一つはカウンター上が散らからなくなったことです。カウンターはほどよい高さで、郵便物や雑多なものが集まりがちでしたが、収納でスペースが埋まると、自然と他のものを置かなくなりました。
キッチンの居心地がアップしたことも意外なメリットでした。木箱がダイニングからの目隠しになり、“おこもり感”がアップしました。スツールを置いたり、夜にはキャンドルをつけたりと、なかなかの居心地で気に入っています。
■デメリットと思われること
一方、配膳や食器を下げるスペースとしては使えなくなりました。
では、すごく不便かというと、それほどでもありません。わが家のカウンターは、子どもには少し高く、テレビを近くに置いている都合で、配膳に使えるスペースが私には少々遠く、カウンター越しのやりとりをさほど便利に感じていなかったからだと思います。
また、高さ30cmほどの木箱を置いたことでダイニングとの一体感はやや失われました。吊り戸棚がない分、天井からの開口は十分なのですが、ダイニング全体を見渡せなくなりました。子どもが小さい頃だと、「カウンターが低いことのメリットが台無し」と感じたかもしれません。
■使いやすく見た目もスッキリな収納づくりのポイントは?
今回感じたようなメリットを得るには、いくつかのポイントがありました。
ものよりカウンターサイズに合わせる
カウンター上の収納用品は、しまいたいものより、スペースに合わせて大きめのものを置きました。こまごましたものが並ぶより、見た目がスッキリと整うからです。ちょい置きできないように、あえて空いたスペースをつくらないのもポイントです。
ダイニング側はフラットな面で壁をつくる
木箱は横倒しにし、開口部はキッチン側に向けて、ダイニングからは底面だけが見えるようにしています。隣りの「IKEA」のボックス「ティエナ」には、ダイニングで家族がよく使うものを入れています。
これも程よい高さのものを選び、ダイニングからは箱の側面だけが見えるようにしました。景色になじむ収納用品を選ぶこと、そして、キッチン側、ダイニング側で使うものをしっかり分けることもポイントです。
キッチンカウンターまわりの収納アイデアは?:
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ライフオーガナイザー 手塚千聡
ブログ : 不機嫌にならない暮らし~ラクしてシェアして、時間を生み出す暮らし術~