おはようございます。
ライフオーガナイザーの梅野優子です。
頻繁に使うものではないけれど、突然必要になることもある傘。5人家族のわが家は、「人数分」や「予備用」などと、傘の持ち方を本数で決めてはいません。
5人とも、傘に対する情熱(?!)がさまざまなので、本人がストレスにならない方法がいちばん!というのがわが家のスタイルです。そんなわが家の傘の持ち方と収納の事例をご紹介します。
目次
■傘をあまり使わない&すぐ忘れる夫は“持たない”
ほぼ車移動であることに加えて、ちょっとした雨だったら傘はささないタイプ。そして持って行ったとしても、見事に忘れてくるので、自分の傘を持たないことにしています。どうしても必要なときは、出先でビニール傘を調達。そして、そのビニール傘は、夫の社用車の中に置いています。
「必要になるたびに購入していたら、どんどん増えるのでは……?」と心配していたこともありますが、よく忘れてくるので(汗)、トータルでみると増えてはおらず、本人的にはストレスはないようです。
■お気に入りを大切にしたいわたしは自分の車の中が定位置
わたしの傘は、家族の傘に比べて少しお高めのお気に入り。家族に勝手に使われたくないので(笑)、わたしの車の中が定位置です。
「ナポレックス」のポールフックにかけています。わたしも、ほぼ車移動なので、車に乗せっぱなしのほうが便利だという理由もあります。
日傘も持っているのですが、そちらは普段は玄関に置いていて、日差しが強い季節に、出先で歩きまわる用事があるときだけ車に載せるようにしています。というのも、濡れた雨傘をそのままフックにかけておくこともあるので、一緒に乗せっぱなしだと、日傘も濡れてしまうからです。
■歩き&自転車の長女は折り畳み傘と長傘の2本持ち
大学生の長女は、通学のときは歩いてバス停まで行ったり、近所のアルバイトには自転車で行ったりするので、基本的には折り畳み傘を持ち歩いています。ただ玄関にも普通の長傘を1本常備していて、家を出るときに雨が降っている日は、折り畳み傘より大きめのそれを持って行っています。
長傘は、「無印良品」の長押にひっかけています。
わたしの日傘や次男の雨傘もここです。ドアのすぐ横のこの場所は、出るときに手に取りやすいうえに、来客から死角になる場所でもあるので、ごちゃついた印象にならずに気に入っています。
■車椅子の長男は、車椅子用レインコートを車の中に
長男は傘が使えないので、車椅子用レインコートを使用しています。使用後、濡れているときは、わたしの傘を収納しているフックを後ろ向きにしてひっかけています。
乾いたら畳んで、マスクなども入れているバッグに収納しています。
■通学のみで使用する次男の傘は玄関に
小5の次男が傘を使うのは学校に行くときのみ。習い事は、自転車で行っていて、雨の日は車で送迎するからです。次男の傘も長女の傘と同じく、玄関ドア横の長押にひっかけています。
玄関の外にも、「山崎実業」のかさたてスマートを置いていて、長女や次男の濡れた傘の一時置き用、来客用、毎日出入りがあるヘルパーさんたち用として使っています。
各自の行動に合った無理のない持ち方や収納方法は、家族のストレスはもちろん、「まとめてすっきり収納したい!」「どうして忘れてくるの?」などと、自分基準の収納や持ち方を押しつけていたときに感じていたわたしのストレスも、グンと減らしてくれました。
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・傘の総数15本以上!状況によって使い分ける傘の持ち方と収納
・傘9本をコンパクトに収納! クローゼット用スライドコートハンガーで奥行きを活かす収納術
・狭い玄関での雨具収納“見ためスッキリ”と“濡れても片づけ楽ちん”は両立できる!
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ライフオーガナイザー 梅野優子
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