おはようございます。
ライフオーガナイザーの濱名愛です。
ダイニングで仕事をしていると、子どもが帰宅。せっかく集中していたのに、テレビをつけたり、おやつをせがまれる。家族とのコミュニケーションは大事だけど、内心は「せっかくのってきたのに……」と、残念な気持ちに。
そんなときでも、おやつや会話がひと段落したら、他の集中できるスペースへ気軽に移動できる工夫があると、心のゆとりが生まれます。
■集中できる場所はいくつあってもいい!
自分の部屋がないと、ダイニングテーブルが仕事や趣味のスペースになりやすいですよね。けれども、家族がそばにいると、集中できないこともあります。私もそうでした。だからこそ、「自分のワークスペースは1カ所と決めなくて良い」と思い、自分の集中できるスペースを3カ所に作りました。
1つめは、子ども部屋の一角です。子ども不在の時間帯、子どもがリビングで過ごしている間に、この部屋を使います。子どもが学校から帰宅して、おやつを食べながらいろいろと話したあと、子どもがテレビを見始めると、「じゃあ、2階で仕事してくるね」と言って、1階ダイニングから2階子ども部屋へサッと移動します。
2つめのスペースは、納戸のワークスペースです。主に夜、帰りが遅い夫がダイニングで食事中か、食後くつろいでいる時間帯に使います。子ども部屋は、子どもが寝てしまって使えないので、夜間は、納戸ワークスペースでオンライン会議に参加します。
以前は、食事中の夫の横や、子どもが寝ている暗い部屋で、イヤホンをつけてオンライン会議に参加したこともありましたが、なんとも落ち着きませんでした。そこで、納戸をワークスペースにして不便が解消されました。
3つめはダイニングです。大きなダイニングテーブルは、私にとって、とても作業しやすい場所。家族が不在のときはもちろん、子どもが宿題やゲームに静かに集中しているときは、私も集中できます。特に、夏や冬はエアコン代節約の目的もあり、可能なときは同じ部屋で過ごすようにします。
このように、家族の居場所によって、臨機応変に動けるようにスペースを作っています。
■キャリーバッグやワゴンで楽々移動
移動が前提なので、いつもキャリーケースにパソコン、ノート、筆記用具、資料などをひとまめにして移動します。
>>>PCも書類もサッと取り出せる!キャビネットバッグはお仕事セットの持ち運びに便利
また、子ども部屋にある自分用のワゴンには、読みかけの本、雑誌、マッサージグッズなどを置いています。ここが定位置ですが、他の部屋へ移動することもあります。自分の部屋がなくても、自分の楽しみをここに集約して、息抜きがしやすくなりました。
■電源アダプターは各部屋に常備して手間をなくす
家の中を移動するとき、パソコン電源アダプターやスマホの充電器を持ち歩くのは面倒なもの。私は、アダプターや充電器を買い足して、各部屋に差し込んで固定しています。
電源アダプターの抜き差しは、ほんの少しの手間ですが、部屋の移動が面倒にならず、気軽に動けるメリットはとても大きいと感じています。
■移動簡単な軽い家具を活用
子ども部屋の片隅では、軽くて持ち運びしやすい家具を使っています。
ニトリの「折りたたみデスク フレッタ コンパクト(WH)」 と、
「ジェリーフィッシュチェア」というバランスボールが台座に乗った軽い椅子を置いています。
持ち運びが簡単な家具だと、近い将来、子どもが成長して、私が部屋を追い出されたとしても、移動が簡単です。また、バランスボールチェアは、 来客で椅子が足りないときに、リビングへ移動して使うこともあります。
部屋数が少ない家でも、落ち着いて仕事に集中できるスペースを増やしたので、機嫌よく過ごせる時間が増えた気がしています。
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ライフオーガナイザー 濱名愛
HP :カタヅケシコウ