たたむ?たたまない?片づけのプロが実践する、タオルにまつわるアイデア7選(片づけ収納ドットコムまとめ)

こんばんは。
ライフオーガナイザーのさいとう きいです。

洗濯したタオルをしまうとき、美しくきっちりたたみたい人もいれば、手間を省いてたたまず収納したい人もいますよね。タオルの更新頻度や、使い古したタオルの第二の使い道を決めている人もいるかもしれません。

片づけのプロであるライフオーガナイザーたちは、タオルにまつわるエトセトラを、どのように管理しているのでしょうか。これまでによく読まれた過去記事のなかから、7つのアイデアをまとめました。

■ ホテルライクなタオルのたたみ方

洗面所をちょっぴりホテルっぽく整える方法のひとつとして、美しいタオルのたたみ方を教えてくれたのは、エディターの吉川圭子さん。「ポイントは、タオルの端の部分がどこからも見ても見えないこと。点線の部分を内側へ内側へと折り込んでいく感じです」

たたみ方ひとつで自宅がすてき空間に! ホテルライクなタオルのたたみ方とは?

「収納するときは“わ”の部分、つまり折り目の部分が手前になるように収納すれば、よりすっきりとホテルライクに見えますよ」

たたみ方の手順はこちらから:
>>>たたみ方ひとつで自宅が素敵空間に! ホテルライクなタオルのたたみ方とは?

■ むしろ「たたまない」という選択も(その1)

「タオルを美しくたたむ時間がない……」という人は、いっそのこと「タオルをたたまない」という選択もあり! 片づけのプロであるライフオーガナイザーにも、タオルをたたまない派は大勢います。

たとえば、ライターの手塚千聡さんは毎日お風呂に入る前に、家族のタオルとバスマットを洗濯乾燥機から取り出し、浴室ドアのバーにかけるだけ。たたむ工程は省いています。

洗濯物が片づく! 家事シェアストレスも解消?! タオルやふきんをたたまず、しまわない仕組み

「ある時、たたんだタオルを収納棚にしまい、そこに元々置いていたタオルを取り出すのって、なんか二度手間じゃない?と思ったんです。そこから、現在のたたまないスタイルに辿り着きました」

手塚さんの記事はこちらから:
>>>洗濯物が片づく! 家事シェアストレスも解消?! タオルやふきんをたたまず、しまわない仕組み

■ むしろ「たたまない」という選択も(その2)

元ライターの森麻紀さんも、バスタオルをたたむ収納からたたまない収納に変えたことで、とってもラクになったといいます。洗い上がったタオルはたたまず、ランドリーラック一番下のカゴにそのまま放り込むだけ。

バスタオルをたたむのが面倒くさい!片づけのプロが“たたまない”を実現したカゴ収納とは?!

「洗濯前のタオルは洗濯カゴに放り込むだけですよね。よく考えたら、洗う前だけでなく洗った後もシワを気にする必要がないから、たたむ必要はないことに気づいたんです」

森さんの記事はこちらから:
>>>バスタオルをたたむのが面倒くさい!片づけのプロが“たたまない”を実現したカゴ収納とは?!

■ むしろ「たたまない」という選択も(その3)

洗ったタオルはタオルハンガーに二つ折りで干し、二つ折りのまま取り込むという、ライターの中矢くみこさん。

タオルはたたまない!「無印良品」のバスケットで洗面所のスボラ収納が完成

「取り込んだ状態のままボックスに放り込めたら、どんなにラクか……」という願望を現実のものにするため、「無印良品」の「ステンレスワイヤーバスケット6(約幅51cm×奥行37cm×高さ18cm)」を採用したそうです。

タオルはたたまない!「無印良品」のバスケットで洗面所のスボラ収納が完成

「棚板の高さを調整し、バスケットの上にタオルひとまとめ分の余裕をもたせたことで、二つ折りのタオルをワンアクションでしまえるようになりました」

中矢さんの記事はこちらから:
>>>タオルはたたまない!「無印良品」のバスケットで洗面所のズボラ収納が完成

■ たたまない収納のうれしい副産物

タオルハンガーから取り外した二つ折りのタオルを、そのままバスケットに移動する“スライド収納”には、うれしいオマケがついてきたそうです。「これなら、年少の双子もお手伝いしてくれるかも……と期待して、やり方を教えたところ、意外と簡単にやってくれるようになったんです!」という中矢さん。

子どもが手伝いやすい!タオルのズボラ収納から生まれたうれしい効果

「夕方、リビングに取り込んだタオルハンガーは、洗面所から子どもの足でも10歩以内。タオルハンガーが目の前にあるので“わざわざ手伝う感”が少ないのか、ハードルが高くなかったようです」

中矢さんの記事はこちらから:
>>>子どもが手伝いやすい!タオルのズボラ収納から生まれたうれしい効果

■ 新旧交代のタイミングを決めておく

日々のタオルの管理がスムーズにできるようになったら、もう少し長い目で見たタオルの管理方法を考えておけるといいですよね。

元ライターの十熊美幸さんは、「タオルは年に一度、一斉に見直しを行なっています。そのタイミングで8割のタオルを新調、格下げするようにしているんです」

タオルの新旧交代の替え時

「自営業をしているわが家では、年間20~30枚のタオルをいただきます。タオルの替え時を決めていなかった頃は、所有するタオルが未使用・使用中も含めて300枚以上に膨れ上がったことも……。そうなると管理が大変なので、定期的に一新する今のスタイルに落ち着きました」

十熊さんの記事はこちらから:
>>>長く使ううちにくたびれたタオル…。新旧交代の替え時を決めていますか?

■ 「その次」の使い方を決めておく

タオルを新しいものに交換したら、古いタオルはぞうきんとして活用する方も多いですよね。けれども、ライターの中矢さんは、ぞうきんにする前に古タオルに“2度目のお役目”を与えているといいます。

「キッチンで手拭き用として使うことにしています。長く使っているとほつれてくるタオルも出てきますが、見た目を気にしなければ機能としては十分ですよ」

お古のタオルをすぐぞうきんにするのはもったいない!3段階で最後まで使い切る方法

「実はこれまで、ぞうきんにしようと思いつつも、この状態でぞうきんにするのは惜しい……と、ついつい使い渋ってしまい溜めがちでした。ネックだったのは“惜しい”の気持ち。そこで、ぞうきんにする前にもう一仕事、使い道を増やしてみると、タオルが溜まることなく循環し始めました」

中矢さんの記事はこちらから:
>>>お古のタオルをすぐぞうきんにするのはもったいない!3段階で最後まで使い切る方法

タオルの選び方や所有する枚数などをまとめた記事はこちら:
>>>タオルの「常識」をアップデート!片づけのプロ7人のタオルとの付き合い方(片づけ収納ドットコムまとめ)

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ライフオーガナイザー さいとう きい
ブログ:SMALL SPACES: 狭くても快適に

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