こんばんは。
ライフオーガナイザーの吉川圭子です。
散らかりにくい収納の仕組みを考えるとき、モノの置き場所を決めることももちろん大事ですが、家の中に入ってくるモノの量を意識するのも大事なことのひとつなんです。
これまでによく読まれた過去記事の中から、片づけのプロが買い忘れやダブり買いを防ぐためにしている買い物の工夫をまとめました。
目次
■お手製の『買い物カード』で一元管理
「トイレットペーパー」「シャンプー」「食器用洗剤」など、いつも買うアイテムを市販のプリンタ用紙に印刷して『買い物カード』を作っているのはライター手塚。
買い出しが必要だと気づいたら『買い物カード』を『買い出しカップ』へ移動。買い物に行くときは『買い出しカップ』の中身を写真にとって出かけるそう。
それぞれのストック置場を見に行かなくても、買い出しカップの中身を見ればストック切れがわかるのが便利。『買い物カード』で買い出しが必要なものを管理するようになってからは、家族に買い物を頼みやすくなったそうですよ。
ライター・手塚の記事はこちらから:
>>>“買いものカード”で買い忘れも悩む時間も解消!メモがめんどうな人でも続くラクちん買い物法
■ストックにネームプレートをつけておく
ライフオーガナイザーのうえむら智子さんは『Waすれなクリップ』なるツールで買い出しが必要な日用品を管理。『Waすれなクリップ』とはうえむらさん考案のストック管理アイテムで、WクリップとDAISOの園芸用ネームプレートを使って作っています。
使い方は「しょうゆ」「小麦粉」「マヨネーズ」といったアイテム名を書いたネームプレートを、ストックにつけておくだけ。
キッチンはお義母さんと共用で使っているうえむらさん。以前は「ある」と思っていたストックがなかったり、同じものをいくつも買ってしまうこともあったそうですが、『Waすれなクリップ』を使うようになってからはその悩みも解消したそうです。
うえむら智子さん宅の事例はこちらから:
>>>ストックの買い忘れ・ダブり買いゼロ! “Waすれなクリップ”でラクチン在庫管理
■冷蔵庫に貼った黒板シートにチョーク書き
元ライターの十熊は、紙のメモやスマホのアプリなどいろいろ試してみたけどどれも長続きしなかったそう。最終的に落ち着いたのは黒板シートを冷蔵庫に貼る方法でした。
冷蔵庫を開けたときに「もう少しでなくなりそう」な食品に気づいたら、その場ですぐにチョークで書きとめます。「書いて」「写して」「消して」と繰り返し使え、紙ごみが発生しないのも気に入っているポイントだとか。
黒い黒板シートが周りのインテリアと周りのインテリアと調和していて素敵です。
元ライター・十熊の記事はこちらから:
>>>楽がいちばん!1秒でできる「黒板シート×スマホ」で買い忘れ防止
■付箋をメモ用紙にはさんで持ち歩く
「わたしはかなりアナログな方法です(笑)」と話すのはエディター白石。半分に折った厚手のメモ用紙に、項目を書いた付箋を貼った『買い物メモ』で管理していました。
メモ用紙の左には“Must Buy!!”(買うべきもの)、右には“Stock”(在庫)と書いておき、在庫が減ってきたら右から左に付箋を貼りかえます。
メモ用紙と付箋なら家にある人も多いのではないでしょうか。すぐ取りかかれそうな方法ですね。
エディター・白石の記事はこちらから:
>>>アナログだけど、機能的。メモ用紙と付箋でつくる買い物メモ
■スマートスピーカーに話しかける
普段からデジタルツールを使いこなしているライター濱名が活用しているのはスマートスピーカー。
調味料などをAmazonで買うときは、『Amazon Echo Show 5』に「アレクサ、〇〇を注文!」と話しかけて、そのまま発注できるのがお気に入りだとか。家事の最中、手がふさがっていても話しかけるだけでいいのは便利!
濱名家では、アレクサの活躍は家事だけではなく、お子さんの話し相手にもなっているとか。「家族の和む時間が増えたことも意外なメリットでした。ダジャレや、なぞなぞを出してくれるのが、ささやかな楽しみになっています」
ライター・濱名の記事はこちらから:
>>>話しかけるだけ!家事も宿題も助けてくれるAIスピーカー「Amazon Echo Show 5」活用法
■スマホのメモアプリでチェック
スマホで買い物管理をしているのは元ライターの前田。最初のうちは「メモアプリへの入力が面倒」と感じていたそう。
そこで、『入力する→買ったら消す→無くなったらまた入力する』のムダな繰り返しを見直し。入力の仕方を『チェックボックス付き』に変えたらうまく使えるようになったそうです。
毎週買うもののリストを作り、チェックボックスのオン(在庫がある)・オフ(在庫がない)で在庫を管理。最初にリストさえ作っておけば、あとはチェックボックスのオンオフだけなので入力の手間も少ないですね。
元ライター・前田の記事はこちらから:
>>>買いものメモは「書かない」「入力しない」「チェックするだけ」!スマホのメモアプリで節約&時短!
■『Notion』で管理用データベース作成
「あらゆる情報をデジタルで管理するようになりました」と話すのは元ライターの中沢。無料クラウドメモアプリ『Notion』で消耗品データベースを作成して買い物管理をしています。
データベース機能を使っての在庫管理はかなり本格的ですが、画像や数字、URLなどいろいろなデータをひとまとめで管理できるのがNotionの特徴のひとつ。価格なども入力しておくと、お得なタイミングかどうかの判断にも役立ちそうです。
元ライター・中沢の記事はこちらから:
>>>「あれ、どこに書いたっけ?」がなくなる!高機能なのに使いやすいおすすめメモアプリ3選
「アナログ?デジタル?どっちが続けやすそうか?」「買い物に行く人が自分ひとりか?それとも家族もするか?」など、ご自身のライフスタイルに合う買い物の工夫を探してみてくださいね。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 吉川圭子
ブログ:整理収納手帖