ファミリーライブラリーを有効活用するための、定期的な見直し3つのポイント

おはようございます。
ライフオーガナイザー/一級建築士の和田さや子です。

わが家の2階ホールには、幅160㎝、高さ240㎝のファミリーライブラリーがあります。
>>>本好き家族のための“ファミリーライブラリー”、2年使ってみたリアルな声

ファミリーライブラリーを有効活用するための、定期的な見直し3つのポイント

先日まで、ファミリーライブラリーの一角が、大量のテキストとプリントに占拠されていたのですが、中学受験が終わったことで、思いきってすべて処分。スッキリしたファミリーライブラリーを、活きたスペースにするために、全体を見直すことにしました。

■“今いちばん大切な本”を子どもと一緒に考える

ファミリーライブラリーを最後に見直したのは2年前。当時、上の子は小学4年生、下の子は保育園の年長さんでした。

2年経ったことで子どもは成長し、ファミリーライブリーに並べたい本も変わっています。活きたファミリーライブラリーにするため、“今いちばん大切な本”について、子どもたちと相談してみることにしました。

ファミリーライブラリーを有効活用するための、定期的な見直し3つのポイント

上の子
・小説をたくさん買う予定なのでスペースが欲しい
・中学校の教材を置く場所が必要

下の子
・遊ぶおもちゃは減ったので一部手放せる
・絵本はほとんど読まない
・集めている漫画『ワンピース』を並べたい

目標を決めたら、さっそくファミリーライブラリーに残すもの、手放すものを決めました。

■思い入れのある“手放せない絵本”の置き場はここがベスト

子どもが小学生になり、絵本を読む機会はめっきり減りました。一部は、姪っ子に譲りましたが、それでも思い入れのある絵本の中には、手放せないものもあります。

“読まないけど手放せない絵本”は、ファミリーライブラリーのいちばん上の段に並べておくことにしています。

ファミリーライブラリーを有効活用するための、定期的な見直し3つのポイント

大人でも台に乗らないと届かない高さなので、絵本やアルバムなど、“大切だけれども日常的に手をとらないもの”にピッタリのスペースです。

出し入れがしやすい、膝高~目の高さの“ゴールデンゾーン”には、子どもが今読みたい本を並べておくことに。下の段には、下の子のおもちゃや、重さのあるものを並べておくことにしました。

このように、ざっくりとゾーンを決めたら、実際に本を並べ変えていきます。

■並べ変え作業は45分!意外に時間がかかった原因

今回は事前に、残しておく本やおもちゃを子どもと一緒に選んでおき、処分するものは手放しておきました。

作業手順
1.棚から本を出す
2.決めた場所に並べる

作業はとてもシンプルですが、意外に時間がかかってしまいました。原因は、棚の高さをよみ間違えたことです。

並べたい本のサイズを測り間違え、並べたいものと棚の高さが合わないアクシデント。事前にきっちり測っておけば、後半の棚の高さを再調整する手間がなくなり、15分は短縮できたかと思います。

ファミリーライブラリーを有効活用するための、定期的な見直し3つのポイント

まだ右下に余裕がありますが、これから3年間の中学校生活で、徐々に埋まっていきそうです。ファミリーライブラリーの変遷は、家族の成長を表しているようで面白いですね。

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ライフオーガナイザー/一級建築士 和田さや子
HP:NIGI一級建築士事務所

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