はじめての一人暮らし。狭い部屋でも快適に暮らすためのインテリアのポイント3つ

おはようございます。
ライフオーガナイザーで一級建築士のあさおか まみです。

大学進学に伴い、一人暮らしを始めた長男。片づけが苦手で、実家暮らしのときは散らかった部屋で過ごしていました。

一人暮らしを機会に、少しでも快適に生活して欲しいと思い、息子と相談しながら部屋を整えました。1Kの狭い部屋でも快適に暮らせる、インテリアのポイントをご紹介します。

はじめての一人暮らし。狭い部屋でも快適に暮らすためのインテリアのポイント3つ

■部屋のベースの色や印象を整理する

賃貸した部屋は、3×3.5mの広さで、広めの押入れがついている1Kの間取りです。西側にベランダがあり、斜め天井になっています。壁と天井は白のクロス、壁1面だけにグレーのアクセントクロスがはられ、フックのある長押があります。

はじめての一人暮らし。狭い部屋でも快適に暮らすためのインテリアのポイント3つ

フローリングはダークブラウン、サッシは黒、室内ドアは白。落ち着いた印象で、シャープな雰囲気のインテリアにすると合いそうと感じました。

■①ゾーニングして部屋の使い方を決める

動線を考慮しながら、「寝る」「作業」「身支度」と部屋のコーナーに役割を決めました。

このように、空間を区別して役割を持たせることを「ゾーニング」といい、家づくりで間取りを考えるときにも使われます。ゾーニングをすることで、家具の配置を考えやすくなり、生活する上での作業性が良くなります。

はじめての一人暮らし。狭い部屋でも快適に暮らすためのインテリアのポイント3つ

息子は、ゲームのモニターと洋服の収納の場所に悩んでいましたが、とりあえず、本人の思うように納めて、1日過ごして考えることにしました。

はじめての一人暮らし。狭い部屋でも快適に暮らすためのインテリアのポイント3つ

結果、やっぱり洋服は押入れにしまうことになり、新たにハンガーパイプを購入しました。

■②テーマカラーを決めてから買い物する

持ち込んだ家具は、ナチュラルな木目の本棚、同じくナチュラルな木目の脚で、黒い座面の椅子のみ。この2脚の黒い椅子をベースに、黒からグレーのグラデーションのインテリアを組み立てることにしました。

はじめての一人暮らし。狭い部屋でも快適に暮らすためのインテリアのポイント3つ

空間に占める割合が高くなるカーテンとラグは、部屋の印象を左右するので、お店でいろいろシミュレーション。部屋に入って正面のカーテンは、遮光にしたいという希望もあり、濃いグレーに。狭い部屋でも邪魔になりにくい「ヒダなし」タイプを選びました。

カーテンを濃いグレーにしたので、ラグは薄いグレーを選び、狭い部屋が明るく感じられるように。布団カバーもグレーを基調に、少し色が入ったポイントになるものにしました。

はじめての一人暮らし。狭い部屋でも快適に暮らすためのインテリアのポイント3つ

こうしてベースの色を決めたことで、新しく購入するものを選ぶ基準になり、部屋のインテリアも落ち着いた感じでまとまったように思います。

■③優先順位を決めてものを揃える

はじめて一人で家事などをするので、生活で何を使うのかイメージがつきません。まずは「便利」ではなく「必要」と思うものを優先して買い揃えました。

はじめての一人暮らし。狭い部屋でも快適に暮らすためのインテリアのポイント3つ

買い物は、自分の暮らしや持ち物に愛着を持って欲しいという私の思いがあったので、カトラリーなどの小さなもの一つでも、できるだけ本人が気に入ったものを購入。また、部屋の居心地に関わるものも、優先的に揃えました。

その後、生活する中で、必要なものは自分の財布と相談して買い足しているようです。

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ライフオーガナイザー あさおか まみ
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