【キッチンの吊り戸棚収納】高い場所の収納をうまく使う3つのコツ

おはようございます。
ライフオーガナイザーの浦中礼子です。

わが家の小さなキッチンの中で、いちばん大きな収納スペースとなっている吊り戸棚収納。高い位置にあるため手が届かない場所も多く、うまく使いこなせなくて困っていました。

悩みのポイントが「高さ」と「落下の危険」にあると気づいたことから、そこにポイントをしぼって、収納するものを決めることにしました。

身長165cmの私にとって、吊り戸棚のいちばん下の段は、扉を開けてすぐ手が届くのでとても使いやすい場所です。ここには、調味料類、レシピ、調理用バットなど、料理の際にサッと取りたいものを置きました。ホコリや油ハネも気にならず、立ったまま取れてとてもラクに！

真ん中の段も、吊り戸棚ストッカーを見直したら、以前より手が届きやすくなりました。
ストッカーを買い替えた際の記事はこちら。
＞＞＞暮らしが変わったら収納用品もアップデート！「使いにくさ」の見直しで快適収納に

高い位置にある収納の場合、そのまま詰め込むと、何があるのかわからなくなることも。ストッカーやケースを使って、奥のものも簡単に取り出せるように工夫しています。

いちばん上の段は高すぎて、踏み台を使わないと手が届かない場所なので、あまり使わないものを収納しています。

賃貸住宅の備え付け備品で、使い勝手が悪くて取り外したものや、今後引っ越ししたときに使うかもしれないものを、誤って捨てないよう袋にまとめて収納しています。

他に、季節もの（重箱、冷水筒、クーラーバッグなど）を保管して、下から見上げたときに何があるか一目でわかるよう、詰め込みすぎにだけ注意しました。

高い場所の収納で怖いのは、落下の危険性です。

以前はここに、保存用の空き瓶を収納していましたが、数が増えてどんどん重くなり……。地震で落ちてくる心配と、重くなって出し入れのしにくさを感じていたので、見直すことにしました。

空き瓶を足元にあるシンク下の収納に移動させ、麦茶パックなどの軽いものと入れ替えたところ、重い空き瓶を頭上の吊り戸棚から出し入れしていたときよりも、安心して使えるようになっています。

狭いキッチンでも、大きな収納スペースになる吊り戸棚収納。わが家は「高い場所にある」という点から、何を収納するかを考えました。すると、手が届きやすい場所は便利に、手の届きにくい場所もムダにせずに使えています。また、重いものを足元に移したことで、危険もなくなりました。

吊り戸棚収納のコツはこちらにも:
・使いづらいキッチンの吊り戸棚収納の悩みを解決！ストレスフリーなキッチンへ
・身長155cm以下の吊り戸棚収納。踏み台いらずで使いこなせるゾーニングの基本
・キッチン収納の最難関、吊り戸棚は“取り出しやすさ”と“使用頻度”を考えて使いこなす

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