おはようございます。
ライフオーガナイザーのさいとう きいです。
お風呂で使うシャンプーやリンスは“詰め替える派”と“詰め替えない派”に分かれますよね。でも、詰め替え作業が面倒だったり、詰め替えなかったとしてもボトルを清潔に保つのが大変だったり……。意外とシャンプー周りの家事には手間がかかります。
今回は、家事をラクにこなしたい片づけのプロ8人が実践している、シャンプー問題(?)解決のTIPSをまとめました。
■ 詰め替え用パウチをそのまま使う
エディターの吉川圭子さんは、「詰め替え用のほうが安いという理由から詰め替えする派だったんですが、詰め替えは正直『めんどくさいなぁ』と思っていました」。めんどくささを解消するのになにかいい方法はないか?と探して見つけたのが、「株式会社三輝」の「詰め替えそのまま」という商品だそうです。
「詰め替え用パウチの注ぎ口にポンプを、その対角上にホルダーを取り付けます。あとタオルハンガーなどには吊るすだけ。使うときはポンプ部を押すと1回分の量が出てきます。浴室にひっかける場所がないときは、シャワーフックにつける専用アームも売っていますよ」
吉川圭子さんの記事はこちらから:
>>>シャンプーの詰め替えがめんどくさい人におススメ!『詰め替えそのまま』が便利です
元ライターの三瓶 ちゆきさんも、シャンプーの詰め替えが面倒だと感じていたといいます。「ボトルを洗って乾かしたり、シャンプーをこぼさないように気をつけながら注いだり……。家族に任せたいと思いながらも、結局ずっと私が一人でしていました。そんなとき、吉川さんの記事を読んでコレだ!と思ったんです」。
三瓶さんが選んだ商品は、「花王」の「らくらくスイッチ」。「本来は、花王の『ecoボトル』専用の商品ですが、わが家では「無印良品」の詰め替えシャンプーに取り付けて使用しています」
「実際に使ってみた感想は、パーツの取りつけがとにかく簡単!ということ。詰め替えパックのキャップを外してノズルを取りつけ、本体の下部にあるすき間にS字フックを通して吊り下げるだけです。小学生の子どもたちにも実際にやってもらいましたが、8歳の息子でも簡単に取りつけられましたよ」
三瓶 ちゆきさんの記事はこちらから:
>>>面倒なシャンプーの詰め替えは「らくらくスイッチ」で簡単に!使って気づいた3つのメリット
■ 詰め替え用パックをホルダーに入れる
同じく、「シャンプーの詰め替えが面倒だった」という、元ライターの森麻紀さんが愛用しているのは「花王」の「スマートホルダー」。「商品パッケージに『つめかえ作業なし!』とあるとおり、本当にホルダーにセットするだけ(そしてポンプを差し込むだけ)。小4の娘にも簡単にできました」
ただ、ボトルサイズが思った以上に大きかったのだとか。「サイズをネットで確認してから店舗で購入したはずが、これまで置いていた棚の中に置けない!なぜ?!と疑問に思い、測ってみたところ、サイズ表記は19㎝でしたが、実際には24.5cmありました。どうやら記載のサイズには、上のポンプ部分が入っていないようです。置き場所によっては気をつけたほうがよさそうです」
森麻紀さんの記事はこちらから:
>>>めんどくさいシャンプーの詰め替えが「花王」のスマートホルダーでゼロに?!
ライターの日名由香さんも、「スマートホルダー」の愛用者。「毎日の家事をどうやったら最小限の労力でこなせるか、日々考えています。浴室の設備や収納アイテムも、いかにラクしてキレイな状態を維持できるかを重視して選びました。『スマートホルダー』もそのひとつです」
「はめ込みスタイルで付け替えがラクなのはもちろんのこと、ボトルを清潔に保つため定期的に洗う必要もありません。水がかかっても抜ける仕組みになっているので、ボトルの底がヌルヌルしないんですよ。底だけでなく裏側もあいているのですが、正面から見ると通常の容器と変わりません。シンプルな見た目も気に入っています」
日名由香さんの記事はこちらから:
>>>ヌルヌル、カビ、油断できないお風呂掃除を簡単にする前に考えておきたい3つのポイント
■ ボトルをタオルハンガーにのせる
「掃除が苦手なので、浴室に置くモノは掃除のしやすさを最優先して選んでいます」というのは、元ライターの中矢くみこさん。「水垢がつきやすいシャンプーのボトル類は、タオルバーの上において浮いた状態にしています。タオルバーが丸い棒状なので、ボトルの底面との接点も最小限。ぬめりにくいです」
「家族とは分けて使っている娘のシャンプーは、シャワーをしながら手が届く高さに引っ掛けています。磁石がつく壁なので、『山崎実業』の『マグネットバスルームタオルハンガー ワイド』を取り付けました。シャンプーは、先述の吉川さんの記事を参考に、詰め替え用パウチの注ぎ口にポンプをつけて使用しています。浮かせる工夫を駆使することで、ここ数年、掃除の負担を感じなくなりましたよ」
中矢くみこさんの記事はこちらから:
>>>お風呂の掃除が苦手な人必見!「浮かす・外す」で汚れにくくなる5つのテッパンアイデア
■ ボトルをマグネットで浮かせる
「シャンプーボトル底のヌメリが、お風呂のストレスでした」というのは、ライターの梅野優子さん。「『山崎実業』 の『マグネット バスルーム ディスペンサーホルダー』で、シャンプー&コンディショナーを浮かせる収納にすることで、ストレスを解消できました。しっかりくっつくので、ポンプを押してもずれたりせず、使いやすいです」
「もともとはボディソープも並べて使っていたのですが、3つあると、使うときに迷う(ラベリングの認識が苦手な)家族がいたので、シャンプー&コンディショナーだけにして、わかりやすくしました」
梅野優子さんの記事はこちらから:
>>>水回りの掃除をラクにする“浮かせる収納”グッズ5選
ライターの水谷のぶこさんもシャンプーボトルは浮かせる収納派だそうです。家族で使う商品が使うため、6種類のボトルをマグネットで取り付けています。複数のボトルを取り付けても、デザインが違うと視覚的にだれのものかわかりやすそうですね。
水谷のぶこさんの記事はこちらから:
>>>詰め替え、取り替えは家族みんなで!収納方法を変えるだけで叶います
■ 浴室にシャンプーを置かない!銭湯方式
元ライターの濱名愛さんが採用しているのは、シャンプー類を浴室に置かない“銭湯方式”。「シャンプー類は入浴時だけ持ち込み、お風呂が終わったら洗面室に移動するため、浴室の掃除が圧倒的にラクになりました。わが家の場合、以前はシャンプーラックを大小3つも使用していましたが、すべて撤去できました。掃除のときにわざわざラックを動かす必要がなくなり、掃除のハードルが大幅に下がりました」
「浴室にシャンプーボトル類を置いていたときは、ぬめりやカビが気になっていました。でも、いまは毎回お風呂から出る前に、軽くシャワーで流し、タオルでさっとふいて洗面室に収納するので、汚れ、ぬめりが気にならなくなりました」
濱名愛さんの記事はこちらから:
>>>シャンプーは浴室に置かない!お風呂掃除のハードルを下げる“銭湯方式“3つのメリット
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「自分ひとりが大変な思いをしてシャンプー、リンスを詰め替えるべき。ボトルを掃除するべき」というのは“思い込み”なんですね……。家族と家事をシェアするアイデアや、面倒な家事そのものを手放すTIPSを取り入れて、わが家も暮らしを効率化していきたいと思います!
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ライフオーガナイザー さいとう きい
ブログ:SMALL SPACES: 狭くても快適に