おはようございます。
ライフオーガナイザーの会田麻実子です。
毎日の食事作りにつきものの「今日は何を作る?」という悩み。家族に「何が食べたい?」と聞いたら「なんでもいい」という答えだったのに、いざ料理を出すと「えー、それ?」と言われてイライラしたことはありませんか?
福岡県福岡市のマスターライフオーガナイザー、つのじちよさんも、かつてはその一人でした。今日はつのじさんが実践する、献立に悩まない&家族も喜ぶ献立作りの工夫をご紹介します。
■主菜選びは家族にお任せ!でラクラク
以前は、「少ないレパートリーの中から、一人で献立を考えていた」というつのじさん。メニューの偏りや、つい手抜きをしてしまうことが悩みでした。
そんな献立決めが変化したのは、3年ほど前。ご主人の「最近作ってない料理あるよね?(レパートリーの)一覧表見たいな」という一言でした。この出来事をきっかけにレパートリーの一覧表から、ご主人と娘さんに食べたいものを選んでもらうようになりました。
とはいえ、すべてを家族に委ねると栄養バランスが気になります。そこで主菜は家族で話し合いながら決め、副菜と汁物は栄養バランスを考えてつのじさんが決める方法に落ち着きました。
■水曜日は、ごはん作りだってノー残業デー
献立を話し合うにあたって、つのじ家には一つのルールがあります。それは、水曜日のメニューは焼きそばやパスタといった、比較的簡単に作れるものにすること。「ごはん作りにもノー残業デーを取り入れているんです。水曜日はラクをすると決めています」。
献立を話し合う生活を続けるうちに、ご主人や娘さんにも変化がありました。始めは好きなものをそれぞれ選ぶだけでしたが、「肉が続いたから、魚のメニューを選ぼうか」「最近これ食べてないよね」と、バランスを考えるように。これはつのじさんにとって、予想外の効果だったそうです。
■冷蔵庫もスッキリ!食材のムダもゼロ
献立の話し合いと同様に、食材の買い出しも毎週末の家族のイベントです。つのじさんは日曜日のうちに、使い方に合わせてカットしたり、使うタイミングに合わせて冷凍したりといった下準備をするようにしています。
おかげで野菜室も冷凍庫もこんなにスッキリ!食材をムダにしてしまうことがなくなりました。
献立を考える悩みも買い物の悩みも、せっかく作っても家族に喜ばれないイライラも、すべて手放すことができた、つのじさん。毎週末の献立の話し合いのおかげで、家族のコミュニケーションもますます増えたそうですよ。
献立決めのヒントはこちらにも:
・献立サイト活用で脱ワンオペ!ごはんづくりに夫が参加できる仕組みづくり
・献立は家族に丸投げ! 効率アップな上に家族も喜ぶ、4児の母の「献立を考えない」作戦
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ライフオーガナイザー つのじちよ
ブログ:産休・復帰・両立が不安な女性のためのしなやかな「じぶん軸」で整えるココロと暮らし
記事・写真:会田麻実子