【傘が増える・出しにくい・収納場所は?】片づけのプロの傘の持ち方しまい方(片づけ収納ドットコムまとめ)

おはようございます。
ライフオーガナイザーの吉川圭子です。

駅やコンビニで気軽に買うことができる傘。出先での急な雨で必要に迫られて買ったりして、気づいたら必要以上の傘が家にある方もいらっしゃるかもしれませんね。

片づけのプロたちは傘をどのくらい持っていて、どこにどのように収納しているのか。よく読まれた過去記事の中からライフオーガナイザー5人の事例をご紹介します。

■クローゼット用のスライドレールを活用

4人のお子さんと暮らすライター中矢さん。全部で8本の長傘を玄関収納に収納していましたが、奥行きが深くて奥の傘が取り出しづらかったそう。そこで、前後にスライドするタイプのクローゼット用スライドコートハンガーを取りつけて、奥の傘を出しやすくしています。

傘9本をコンパクトに収納! クローゼット用スライドコートハンガーで奥行きを活かす収納術

もともとはハンガーを掛けるためのスライドハンガー。柄が太くてハンガーレールの掛け外しが大変な傘は、S字フックを組み合わせて工夫しています。スライドハンガーを使ってよかったことは、収納スペースの幅がコンパクトで済むこと。横幅15cm程度あれば十分だそう。

傘9本をコンパクトに収納! クローゼット用スライドコートハンガーで奥行きを活かす収納術

「もともとは、傘ではなく棚板の下にバッグを掛けて収納したくて検討していたスライドハンガーですが、傘の本数が増えて困っていた玄関収納にも一役買ってくれました!」

中矢さんの記事はこちらから:
>>>傘9本をコンパクトに収納! クローゼット用スライドコートハンガーで奥行きを活かす収納術

■行動パターンごとに収納場所を決める

移動手段に応じて傘の持ち方や収納場所を決めているのはライター梅野さん。玄関に置いている傘はお子さんたちが徒歩で出かけるときに使う長傘や、梅野さんの日傘など3本。「無印良品」の長押を使って壁にかける収納をしています。

傘は何本持つ?収納はどこに?各自の行動に合わせた複数パターンで管理をラクに!

車移動が多い梅野さんとご主人の傘は車の中が定位置。「少しお高めのお気に入り」な傘を使っている梅野さん。車の中に置くのはお気に入りの傘を家族に勝手に使われないようにするためでもあるとか。

傘は何本持つ?収納はどこに?各自の行動に合わせた複数パターンで管理をラクに!

「各自の行動に合った無理のない持ち方や収納方法は、家族のストレスはもちろん、『まとめてすっきり収納したい!』『どうして忘れてくるの?』などと、自分基準の収納や持ち方を押しつけていたときに感じていたわたしのストレスも、グンと減らしてくれました」

梅野さんの記事はこちらから:
>>>傘は何本持つ?収納はどこに?各自の行動に合わせた複数パターンで管理をラクに!

■いろいろ状況を想定してあえて多めに持つ

愛媛県在住のライター水谷さんも車移動がメイン。傘の数は少なくて済むのでは?と思いきや、全部で15本以上だそう。玄関に置く家族用の長傘は、家族4人がそれぞれ2本ずつ。4つに仕切られている傘立てを使って人別や用途別に分けて収納しています。

傘の総数15本以上!状況によって使い分ける傘の持ち方と収納

寺嫁でもある水谷さん、家族用だけでなく来客用の傘も用意していました。お墓参りなどに来られて突然の雨になった場合にも気軽に使っていただけるようビニール傘を選んでいるとのこと。車にもビニール傘を置き、いざというとき同乗者に渡せるようにしています。

傘の総数15本以上!状況によって使い分ける傘の持ち方と収納

「わが家の傘の所有数は多めですが、使い方や収納を分けることで快適に管理ができています」

水谷さんの記事はこちらから:
>>>傘の総数15本以上!状況によって使い分ける傘の持ち方と収納

■折りたたみ傘収納の見直しで傘の増えすぎ防止

元ライターの下川さんはご主人と2人の息子さんの4人家族。「かさばる長傘はひとり1本」とルールを決め、玄関の傘立てに収納しています。ですが以前は、高校生(当時)のお子さんたちが出先で買うビニール傘が増え、玄関のごちゃごちゃ感に悩まされたそう。

傘の増えすぎを防ぐ!玄関のスッキリを家族みんなでキープする収納と片づけのルール

そこで下川さんはお子さんたちが傘を持っていかない理由を探ってみることに。すると、その収納方法に問題がありました。特に折りたたみ傘の定位置が分かりにくかったため、お子さんの目の高さに合わせ、扉を開けたら自然と視界に入る位置に収納し直したことで、あわただしい朝でもさっと取り出せるようになったとか。

傘の増えすぎを防ぐ!玄関のスッキリを家族みんなでキープする収納と片づけのルール

「大事なのは、雨が降りそうなときに傘を持っていくこと。息子たちは、慌ただしい朝でも「傘持った?」と声をかければ傘を手に取るようになりました。天気予報のチェックを欠かさない夫と協力して、声をかけようと思います」

下川さんの記事はこちらから:
>>>傘の増えすぎを防ぐ!玄関のスッキリを家族みんなでキープする収納と片づけのルール

■備え付けのバー収納は使わずフックでカスタマイズ

元ライターの手塚さん宅は、備え付けの下駄箱の扉裏が傘の収納スペース。ただ、もともとついていたバーは使用せず、粘着式のフックを扉裏に付けて傘を掛けています。フックの開口部が3㎝くらいある大きいものを選べば、柄が太めの傘もOK。

狭い玄関での雨具収納“見ためスッキリ”と“濡れても片づけ楽ちん”は両立できる!

困るのが帰宅直後のぬれた傘の置き場所。手塚さんの住むマンションでは玄関の外に置くのは規約上NGなので、玄関ドアにもフックを付けて、帰宅後すぐに雨具を掛けられるようにしました。ドアの色に合わせた黒いフックを選んで、雨具がかかっていないときにフックが目立たないようにしています。

狭い玄関での雨具収納“見ためスッキリ”と“濡れても片づけ楽ちん”は両立できる!

「ものの出番が多くなる季節は、収納の使い勝手チェックにも最適です。雨具の持ち方や収納や管理方法にストレスがないか確認してみてくださいね」

手塚さんの記事はこちらから:
>>>狭い玄関での雨具収納“見ためスッキリ”と“濡れても片づけ楽ちん”は両立できる!

傘以外の、玄関収納の工夫やアイデアは【こちら】でチェックしてみてくださいね。

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ライフオーガナイザー 吉川圭子
ブログ:整理収納手帖

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