おはようございます。
ライフオーガナイザー/インテリアコーディネーターの東風平美穂です。
DIY初心者が壁紙の張り替えに挑戦してきた、これまでの記事はこちら
>>>【実録】DIY初心者が自宅の壁紙張り替えに挑戦!~壁紙決定編~
>>>【実録】DIY初心者が自宅の壁紙張り替えに挑戦!~道具・材料準備編~
今回は、最終回です。施工の手順や、どんな道具でどんな作業をするのか、そして実際にやってみた感想をお伝えします。
■壁紙をはがすのは、子どもも楽しい作業
まず始めに、既存の壁紙をはがします。その前に、幅木部分にマスカーをはって床を養生。
次に、はがす部分の上下左右をカッターと地ベラを使って、切り込みを入れます。残す部分まではがれないようにするためです。
切り込みを入れたら、端からカッターでめくって、はがしていきます。はがすのは子どもたちも喜んで手伝ってくれました。ここまで、約1時間。
はがす作業では、掃除用のヘラが役に立ちました。
>>>お掃除のプロから教わった「水あか取りのコツ」は、洗剤ではなく道具選びにありました
■はる前の準備もしっかりと
その後、お昼休憩をはさみ、はる準備をしていきます。
クロスを高さに合わせてカットします。高さに切り代10㎝を足した長さを、はさみで切り、裏のビニールをはがし、たたんでおく。これを4セット作ります。(25分)
振り下げを使って、1枚目をはる位置にえんぴつで印をつけます。(5分)
■はる作業は、慣れない1枚目がいちばん大変
壁の右側から、印に合わせてはっていくのですが、のりの付いたクロスは意外と重たく、べたべたしていて扱いにくい。角の部分をピタッとつけようとすると、やぶれてしまいやり直すことに。1枚目はとにかく時間がかかりました。(70分)
印の位置にはりつけたら、なでバケで空気を抜き、上下と右壁側の余ったクロスを地ベラとカッターを使ってカットします。はみ出たのりは、スポンジでふき取ります。
2枚目からは少し慣れてきて、2枚目は45分、3枚目4枚目はそれぞれ40分でできました。継ぎ目の重なり部分をカットしたら、継ぎ目の上をローラーでころころすると目立たなくなります。
無地部分4枚が終了した時点で、すでに夕方に……。残りの柱部分は翌日に持ち越しました。
柱部分は角が多くて難しい作業でしたが、1時間ほどでできました。
最後に、天井など上下左右の継ぎ目には、隙間を埋めるためのジョイントコークを入れて終了です。施工にかかった時間は、トータルで約6時間でした。
■想像以上に大変だったこと
施工動画はプロがやっているので、簡単そうに見えましたが、実際は思った以上に重労働でした。天井部分など、手を上にあげている状態をキープするのがきつかったです。
のり付きのクロスは重いし、やぶれやすいし、力の加減が難しい。頭でいろいろ考えるよりも、えいっと思い切ってやってしまうことも大事だと思いました。体力が持たず、時間もかかったので、昼食や夕食のことを決めていてよかったです。
■実際にやってみて気づいたこと
失敗したり、時間がかかったり大変な作業でしたが、仕上がりには大満足! 部屋がとっても明るくなって、見るたびにうれしいです。
細かいところをじっと見ると、ボロが出ますが、「自分たちでやれた」という達成感があります。これでもう、子どもたちも壁紙をほじくるいたずらはしないと思います(笑)。
今回張り替えた場所は寝室なので、お客様に見られることはあまりないですが、リビングやダイニングなど人の目が気になるところは、きれいなほうがいいですよね。そのような場所は、やはりプロに依頼するのがいいと思います。素人レベルのDIYでもOKな場所、プロにやってもらったほうがいい場所があることがわかりました。
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ライフオーガナイザー 東風平美穂(こちんだみほ)
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